こんにちは。
昨年の秋に仕入旅に行ったときの写真がたくさん溜まっておりました。ここ数回の更新でバブーシュ新着情報が続きましたので、ちょっと息抜き。久しぶりに旅の話などなど。
【前回の旅の話】←まだパリに到着したままでした(笑)
飛行機に揺られること12時間あまり。
現地時間は現地時間は午後7:00を回っておりました。小人の記念撮影をし、切符を購入し(ここまで前回記事参照)、ようやく今宵の宿泊地まで移動開始です。

今回は経費節約のためユースに宿をとりました。場所はパリの南の外れのメトロの終着駅です。ビュイフ(VILLEJUIF LOUIS ARAGON)というのがそこ。
ユースホステルの名前は「パリ・ナンデムン(Paris NAMDEMUN)」。案内図によれば駅をおりて10分ちょっと歩くのだとか。
まずは空港駅から列車(RER)でパリ中心部の北駅(Gare du Nord)まで移動し、そこからメトロに乗り換えです。北駅の広さに案の定挙動不審者と化し、アラブ人っぽい顔立ちのおじさんに駅を案内されたりしながら、なんとかビュイフまで到着。
メトロを出ると外は真っ暗です。
小雨が降り始めていてなんだか先行き不安。
それでもまあ、駅のわきには大きな道路が走り、周辺はところどころに街灯があって人通りもないこともないといった様子。道に沿って住宅街が広がっているようなのでユースはきっとそのあたりでしょう。地図を確認しつつ曲がり角の路地を探します。
(…えーと、あれー…?)
それらしい曲がり角が見当たりません。
しかも、住宅地が途切れ、ちょっとあたりが拓けてきたような気もします。
(うーん…)
仕方なしに引き返し、ようやく、「ほっそい路地」を発見…。
こんな小道にも名前がついていることに感心しつつ(そんな場合ではない)、地図上の道の名前と同じであることを確認していざ進入。
辺りはまちがいなく「住宅街」です。
静かな周囲にトランクを引っ張るガラガラ音が響きます。
ガラガラガラガラ、ガラガラガラガラ、ガラガラ…
(えーと、結構遠いですが…)
なにせ住宅街のため、観光地の大通りのように顔をあげれば標識というわけにもいきません。こっちでいいのかなぁーと不安に思いつつも、謎の日本食レストラン(いや、でも、どう見ても…なお店)のわきを通って、ずんずん進みます。
(雨、寒い)
そうこうするうちに、地図がしめす目的地までやってきました。
目の前にはごく普通の住宅が一件。宿泊施設という外観ではありません。
(うーん、まさかねぇ…)
念のため周囲をぐるっと巡ってみても、番地を再度確認しても、ときどき出会う通りすがりのパリ市民の方々に地図の確認をお願いしてみても、結論は変わらず。
つまり、この一軒家の門を開けてもらうしかないようです。
(いざ)
ピンポーン。
………。
ピンポーン。
………。
脳裏を不吉な想像がよぎります。
ちょうどパリは観光シーズン。しかも、時間は午後の8:00過ぎ。しかも、現在地はパリ市街地の南の外れ。ついでに、しかも、雨がしとしと。
(どぉしよう…)
そこへ突如として、韓国人青年登場!!
…いえ、ジョークではなく。
ラッキーなことに、彼(推定20代前半)はここのゲストだったんです。片言のフランス語やら英語やら(韓国語は無理)でご挨拶。ここが確かに「パリ・ナンデムン(Paris NAMDEMUN)」であることが分かってようやく安心できました。
この時間になると中から鍵がかけてあるので、2階に常駐するホストあるいは滞在中のゲストに声をかけて中から開けてもらう必要があったようです。さすが、ユースだ…。
宿泊用の部屋は2階。外階段を上り、入り口の靴の数を見ながら10人前後の宿泊者がいることを確認し、居間にいた皆さんにご挨拶。
皆さん…韓国人。
あれ?
そこでふと壁に貼られた文字を見上げてようやく思い至ったのでした。
そう、確か、パリには韓国人コミュニティがあるということに。
『南大門』(NAMDEMUN)
* * * * *
夕飯は美味しいキムチ料理。
かつて覚えたという日本語で話しかけてもらい、なぜか日本の「太巻き」の説明をさせられたりしながらも、ようやくほっと一息つかせてもらいました。
なんでパリまできて韓国人に囲まれて韓国料理に舌鼓うってるか…なんてのは、まぁ、気にしないことにしましょう。
波乱の第一日目の宿が無事に確保できたので万事よしとします。
よかったぁ。
(つづく)
【次回の新着予定】
近日中にHPにてご案内します。
ご紹介中の「バブーシュ・フルール」はこれで全商品。次回入荷は未定です。
tomo <店主>
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