文月の終わりのこと。私の住んでいる青物横丁(品川区)の妙国寺(現在の寺名は天妙国寺)にて盆踊りがありました。数日前から風にのって聴こえてくるお囃子の音。この日のために練習していたんですね。
日も落ちて、特に用事といってなかったのでお囃子と通りに飾られた提灯に誘われるようにお寺まで見に行ってみました。出迎えてくれたのは昔懐かしい夏祭りの風景。お寺の入り口ではやぐらの上でお囃子の生演奏。観光の目玉になるような大規模な夏祭りとは比べ物にならないかもしれませんが、たいして広くもない境内はうちわ片手に夕涼みをする人でいっぱい。

境内の真ん中には盆踊りのやぐらが組まれ、その周りでは浴衣姿の若いお姉さんや年輩のお姉さん方が楽しそうに盆踊り中。広場の端はぐるりと出店が並んでいて、テントの中には麦酒片手のお兄さん方。金魚や水風船、わたあめの周りには子供達。出店のわきには的屋(てきや)夫婦の赤ちゃんが寝かせ付けられていたりして、江戸の下町気分を満喫。
品川区が下町だからでしょうか。ここに移り住んでからそろそろ一年半。この町では気がつくとどこかでお囃子の音が聞こえたり、楽し気な提灯飾りを見つけたり。お祭り好きの江戸っ子のイメージそのままです。
お囃子や線香花火が似合う日本の祭り、いいですね♪




